初めてご来院のオーナー様へ
- 次の様な症状がある場合は、必ず電話をしてから来院してください。
- 非常に容態が悪い場合
- 下痢、嘔吐をしている
- 咳、くしゃみをしている
- 目やにがひどく、ヨダレを垂らしている
初めてご来院のオーナー様へ
初めて来院されるオーナー様には必ず問診表の記載をお願いしております。
ご記入頂いた情報は当院にて基本データとして管理されます。
幼犬、幼猫を購入直後の方
自宅に迎えてから1週間程度してから、便(前日でも当日でも良いです)を持って来院してください。
※嘔吐や下痢などの症状が有る場合は上記に当てはまりません。
初回ワクチンの方へ
初回ワクチン時には便を持ってきてください。ワクチン接種前に検便(直接法、浮遊法)を行っています。
できるだけ午前中の来院をお願いします。
避妊、去勢手術をご希望の方へ
基本的にはワクチン接種をしていない、ワンちゃんネコちゃんには手術をしていません。
なお健康状態を見てからの手術予約となりますので、来院されたことのない方で手術をご希望の方は、1度診察を受けにいらしてください。
診療対象動物
主に犬・猫
※他のエキゾチックペットに関しては、電話でご相談ください。
当院でできる治療
内科
下痢や嘔吐、風邪など日常よくある疾患から、代謝疾患や消化器疾患などの複雑な病気まで、動物にもさまざまな内科疾患があります。
当院では問診・触診の後、必要に応じて各種検査を行います。
外科
治療を始める前に、動物達が今どんな状態なのか、これからどんな治療や手術が必要なのかをしっかりとご説明いたします。その上で、オーナー様と獣医師の二人三脚で、治療の方針を立てさせていただきます。当院で対応していない高度な手術や治療につきましては、専門機関をご紹介させていただく場合もございます。
予防接種
狂犬病、混合ワクチン、フィラリア、ノミダニ予防等の各種予防を行っております。予防することで防げる病気はたくさんあります。大切なご家族の一員である動物達を病気から守るためにも、予防を心掛けましょう。
>>詳しくはこちら
避妊・去勢手術
避妊・去勢手術は、望まれない子犬や子猫を増やさないという目的はもちろんのこと、乳腺腫瘍、卵巣腫瘍、子宮蓄膿症、会陰ヘルニア、前立腺肥大などホルモンによる病気の予防、またストレスの防止になるといわれています。ご不明な点、心配なことがございましたら獣医師にご相談ください。
定期健診
言葉を話せないワンちゃん・ネコちゃんは病気の発見が遅くなりがちです。当院では病気の早期発見・治療のためにも、年1回の定期的な健康診断をお勧めしています。病気の早期発見・早期治療につながりますので、是非ご来院ください。
>>ワクチンについて詳しく知る
眼科
言葉をしゃべれない動物の眼の病気は発見が遅れがちです。定期健診を受けることで、大切なペットの健康を守りましょう。
眼科の特殊な病気が発覚した場合は、札幌の眼科専門の病院をご紹介させていただきます。
再生療法
当院では、先進医療とされている「再生療法」も行っております。再生医療とは、組織や臓器の基となる細胞を体の外で培養して病気やケガの治療に役立てる治療方法のことです。がん治療や下半身麻痺の治療も行うことができます。
まずは、当院までご相談ください。
フィラリア予防・各種ワクチンについて
フィラリア予防
犬の代表的な心臓病といえばフィラリア症です。
フィラリアが、心臓の内部に寄生することで起きる病気で蚊が媒介し犬から犬へと感染します。
症状 | 軽症の場合は、乾いたせきをするようになります。 この時期が長くなり慢性化すると、せきも激しくなりせきをする時間も長くなります。 フィラリア症の症状でもうひとつ特徴的なのが「腹水」。 この状態が続くのが「慢性フィラリア症」で、症状が急激に襲ってくるのが「急性フィラリア症」です。 「急性フィラリア症」は右心室に寄生していたフィラリアが、右心室を越えて右心房に移動し右心室と右心房の間の三尖弁と呼ばれる弁が閉じなくなって起こります。 激しい呼吸困難が起きて動けなくなったり、時には茶色の尿を出すこともあります。 |
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予防 | 毎年、蚊が出る時期になったら薬を飲ませること。 月に一度飲ませるタイプと、毎日または1日おきに飲ませるタイプがあります。 注意したいのは、薬を与える前に必ず犬の体内のミクロフィラリアの有無を確認することです。 既にミクロフィラリアに感染している犬に予防薬を与えるとショックなどの副作用が現れる可能性があるからです。 薬を与えると同時にできるだけ蚊から遠ざけることを忘れずに。 |
エキノコックス予防
キツネとの関連ばかりが取り上げられていますが、実は、犬からも感染する可能性が多いにございます。
キツネと同様で、エキノコックスに感染した野ネズミを食べることで感染します。
大切なペットとご家族のためにも、予防接種することを推奨しております。
症状 | 犬がエキノコックスに感染しても、通常無症状です。 感染しているかどうかを知るためには、獣医師を介して検査を依頼する必要があります。 チェックするポイントは、犬が排出する便です。通常の固形便に加えて、粘液の塊が見られたり、下痢をする場合は エキノコックスに感染している可能性がございます。 犬から人に感染する病気ですので、早期検査が重要になってきます。 |
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予防 | フィラリア予防と合わせて、エキノコックスの駆除もできる予防薬がございます。 犬を放し飼いにされているオーナー様は特に予防薬を接種するようにしましょう。 また、定期的な糞便検査を行い、感染していたらすぐ駆虫が行えるようにすることも大切です。 |
各種ワクチン
愛犬を色々な病原菌から守るために、ワクチン接種は欠かせません。
現在、犬の混合ワクチンには、5種・6種・7種・8種・9種があり、5種混合ワクチンが基本となります。
- ■犬混合ワクチン
- 犬ジステンパー
ウィルスによって消化器、呼吸器、目、神経がおかされます。
そのため下痢、鼻汁、目やに、発熱、けいれんなどが見られます。
またフットパッド(肉球)が硬くなることもあります。
極めて致死率が高く、運よく回復してもけいれんなどの神経症状が後遺症として残ることが多く、大変こわい病気です。 犬パルボウィルス感染症 このウィルスはとても丈夫で、消毒薬が効きにくく、日光消毒でも死滅しません。
そのため、人の靴の裏について運ばれることもあります。靴底やホコリから感染することもあるので、室内飼いの場合でも安心はできません。獣医師の判断に従った適切な予防が必要です。
感染後数日で、急に元気がなくなり、衰弱、激しい嘔吐、下痢、血便などの症状が出ます。食事を取れなくなり、脱水や敗血症を起こして死亡に至ります。
子犬では発症後1日程度で急死する場合もあります。 犬伝染性肝炎 アデノウィルス1型による伝染病です。
ウィルスは唾液や糞便や尿をなめたりすることによって感染します。
また、このウィルスは腎臓にとどまるため、回復しても約6ヶ月から2年近く尿中に排泄されますので、他の犬に移さないようにすることも必要です。
元気や食欲がなくなり、嘔吐や下痢のほか、肝炎により黄疸が起きたりします。 回復期には「ブルーアイ」と呼ばれる目の角膜が白っぽくなる現象がみられます。
犬アデノウィルス2型感染症 ウィルスによる呼吸器系の病気です。
肺炎、気管支炎、扁桃炎など呼吸器の症状を起こします。
風邪の症状を示すので、「ケンネルカフ(風邪症候群)」の症状がみられます。 犬パラインフルエンザ ウィルスによる呼吸器系の病気です。
治りにくい咳、鼻汁、扁桃炎、気管支炎を起こします。風邪の症状を示すので、「ケンネルカフ」とも呼ばれます。
軽いと自然に治りますが、犬が集団生活している所で多く発生しています。
犬アデノウィルス2型感染症と同時に感染すると重症になることがあります。 犬コロナウィルス感染症 感染した犬の便から感染します。
腸炎を起こす伝染病で、発熱、下痢、嘔吐が起こります。また、子犬の場合は死に至ることもあります。
パルボウィルスと同時に感染すると重症になることがあります。 レプトスピラ症 人にもうつる病気で、細菌によって腎臓や肝臓がおかされます。
レプトスピラ症と診断した医師には届出義務があります。また、犬のレプトスピラ症は家畜伝染病予防法の届出伝染病に含まれます。
感染したげっ歯類の尿から、土などを介して皮膚の傷口や口から感染します。ドブネズミが媒介することが多く、ハムスターも感染しやすい病気です。しかし、ハムスターの場合感染するとすぐに死んでしまうので、ハムスターを介して人にうつることは少ないと言われています。
犬に感染すると、感染から1-2週間で発熱を伴う風邪のような症状を示します。軽症の場合はそのまま治ってしまいます。重症の場合は、肝障害、黄疸、出血、腎障害を起こすことがあります。重症症状の場合は死に至る怖い病気です。
菌は沼地や池にも存在するので、レプトスピラ症が発生している地域では野山を走るのが好きな犬には注意が必要です。
- 犬用ワクチチェック取り扱っています
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当院では犬用ワクチチェック(IgG抗体検出キット)を取り扱ってます。
犬の血清、血漿又は全血中のジステンパーウイルス、犬アデノウイルス及び犬パルボウイルスに対する各IgG抗体の検出を目的とした検査キットです。
事前の抗体検査で陽性であることが確認できれば、ワクチンを接種しなくて済み、犬の体の負担を軽減できます。 検査時間もたった23分で判定することができます。 日本では「コアワクチンは毎年1回接種する」という慣習がありますが、「抗体価検査を判定する」という新しい選択肢です。
国内初の検査キットで、動物病院のみで検査を受けることができます。
くわしくはこちらをご覧ください。
- ■猫3種混合ワクチン
- 猫汎白血球減少症(猫パルボ)
犬のパルボウィルスとよく似たウィルスです。
白血球が極端にすくなくなる病気です。
高熱、嘔吐、食欲がなくなり、下痢がはじまると、激しい脱水になります。 死亡率が高く、感染力も強い、恐ろしい病気です。 猫ウィルス性鼻気管炎 ヘルペスウィルスによる感染症です。
ひどいクシャミ、咳などの呼吸器症状のほか、結膜炎をひき起こします。
高熱で食欲はなくなり、鼻水と涙で顔が汚れます。 感染性も強く、完治しない場合もあります。 猫カリシウィルス性感染症 かかりはじめはクシャミ、鼻水、発熱など、猫ウィルス性鼻気管炎によく似ています。
症状が進むと舌や口の中に潰瘍ができ、痛くて食欲がなくなります。また、急性の肺炎を起こして死亡することもあります。 そして感染力も強い病気です。